2008-07-20

7/17和訳

ヤニの5歳の誕生日をエクアドルの家族が住むバイーアで祝うため、パチャ、ヤニ、私の3人でキトにきています。インタグでのワイルドライフ(汚れた洋服、身体)を洗い流したところです。パチャは馬のシャンティと始終一緒。シャンティも彼女を慕って後をついてまわり、大きな犬のお散歩のようでした。

エル・ミラグロに滞在した2週間、すべて順調でした!昨日は私とルイスで家の2階部分を補修し達成感を味わいました。写真をおみせできなくて残念ですが、大量のトタン、ベッドやマットレス、ガスコンロを馬の背に乗せ、エル・ミラグロへの未舗装の道を運ぶ様を想像してみてください。

同じく2階部分の補修のために近くで竹を切りだし、長持ちするようそれらを焼き、不要物をとりのぞき、並べていきます。ボランティアたちと一緒につくりあげたストーンハウスを維持し、修理し、進化させていくことは、エル・ミラグロプロジェクトにとっての優先事項であり、長持ちする秘訣なのです。

エル・ミラグロのベッドでの眠りはとっても気持ちがいい。窓にガラスはありませんが、新鮮な空気が入り込み、ほたる、コウモリ、時にはハチドリのようなお客さんたちもやってきます。

近いうちにルイスが2階も含めてガラス窓のとりつけやビニールハウスの設置を手伝ってくれることでしょう。ビニールハウスはストーンハウスとトイレの間にサンルームとして設置します。

エル・ミラグロで収穫したコーヒー豆を乾燥させたり、コーヒー樹の下に植えるフルーツの種を育てたり、もちろん雨の日には物干し場にもなります。ビニールハウスはストーンハウスの2Fの温かい空気を1Fに流す空気循環にも一役買うことでしょう。

そして、ラウンドハウスの屋根の葺き替えが待っています!8月に入る前にはじめて、8月中旬にやってくるボランティア到着までに間に合えばと思っています。

カルロス・ソリージャがソーラーパネル設置への協力を申し出てくれました。そうすれば、エル・ミラグロでインターネットができるようになります。ゆっくりとですが、エル・ミラグロプロジェクトは形になりつつあります。・・といいつつも、本音を言えば、エクアドルでの私は、いつも「忍耐」を試されているような気がします。

キトにでてきたので、エル・ミラグロのボランティア募集をプリントアウトしようと思います。8月頭から誰かきてくれるといいのだけど!

パチャ、ヤニ、私は元気ですが、旅の多い私たちは、やはり一ヶ所にとどまりたい思いを持ち続けています。私たち3人にとって、エル・ミラグロでのテレビやDVD、宣伝のない暮らしは、現代社会からの「解毒(デトックス)」といっていいでしょう。

子どもたちはシンプルな食事に感謝しはじめ、不満も少なくなってきました。朝、ルイスが牛を連れてきてミルクをしぼってくれるのですが、パチャとヤニはルイスを手伝うのが大好きです。ついには、子牛のように牛の乳房から直接ミルクを飲んでいました。

パチャとヤニの歩きにも感心です。オタバロ行のバスに乗るための1時間の山道にも文句をいいません。唯一かつ最大の問題は泥道です。泥だらけになった服を手で洗うのは私しかいないのですから!インタグでは例年以上に雨が多いので、そこら中ぬかるんでいます。

ウィンドファームが企画するツアーでみなさんにお会いできるよう、エル・ミラグロで待っています!

いのちのために
アンニャ・ライト
【翻訳:ババナオコ】

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