2010-07-21

7/20翻訳


私にとっての次の大きなプロジェクトがもうすぐです!
アイルーカにある、子どもたちが通う学校で、9月18日に「いい人生を送ろうフェスティバル」を主催するのです。フェスティバルの名前には、穏やかに生きること、地球を壊さないライフスタイルを意識し、選び取っていくことを“再ブランド化”したい、という願いを込めました。

プロジェクトの一環で、私たちは「持続可能な暮らし」がバーチャル体験できるウェブサイトづくりにも取り組んでいます。そうすることで、化石燃料(ガソリン)を燃やし、ロールモデルたちに会いに行かずとも、地球にインパクトを与えないように暮らしている地域住民のいろんなやり方について学ぶことができるからです。

そのために、持続可能なライフスタイルを送っている素敵な人たちを取材して、この新しいウェブサイトで紹介しようとしています。イベントを企画する中で、同じようなマインドを持った人たちとのつながりが増えています。私が暮らすこの地域が、将来、持続可能なコミュニティになる可能性を秘めていることを知り、とても勇気づけられました。

そしてこのつながりは、“スロー・スモール・シンプル”というビジネスを展開したい私の目的にもつながります。健康で、幸せで、持続可能なライフスタイルへの情報やアイデア、アドバイスを提供するビジネスです。たぶん、私は優秀な事業家とはいえないでしょう。なぜって、お金のために何でもします!とは言えない性分だから…。でも、現実には、パチャとヤニを養うために、私の人生の一部としてやらなければならないのです!

さて、その素敵なライフスタイルを送っている人を探す中で、最近、私はキャロラインと知り合いました。彼女は350エーカーのパーマカルチャ-農場に、2人の子ども、ご両親、おばあさん、さらに馬やニワトリ、牛、豚、アヒル、犬などと一緒に住んでいます。

自分たちで建てた3棟の小さな、シンプルな家(彼らが育てた材木を使っている!)は、エネルギーは太陽光発電でまかなわれていて(送電系統から完全に切り離されています)、料理には木やガスストーブを使います。すべての水は、彼らの屋根から集めたものです。庭には彼らが必要な野菜がすべてそろっています。世代を超えて彼女が作り上げたものに、私は大きな感動を覚えました。

家族全員が強く支えあい、愛情に満ちた結びつきを持っていることは、何と素晴らしいのでしょう!それは、私が先住民の人々と一緒に暮らした時、またインタグの貧しいコミュニティで暮らしたときに、よく目にした光景でした。オーストラリアでは珍しいことです。

パチャとヤニは3時間近く、遊んだり、探検したりして過ごしました。そして「絶対ここに住みたい!」と決め込んでしまいました。それでも私はそうは思いません。というのも、近隣の集会所に行くのに、車で最低30分はかかるのです。

私たちが今住んでいるところは、同じ通りだけで、20人以上の子どもがいます。パチャとヤニはすぐに一緒に遊ぶ友達を見つけられるし、私も学校やコミュニティでの活動に便利です。私がこの地域を選んだのは、いつか(自転車歩道ができたら)ビーチや町に自転車で行くことができることを知っているからです。そう、今、私がするべきことは、残りの家族がここで一緒に暮らすよう、決心させること!

ヤニは7歳になりました。友人たちや家族とともに、たくさんの時間を過ごしました。ヤニはみんなに愛されていること、大切にされていることを深く感じたことでしょう。私たちにとって、それ以上に必要なものはあるでしょうか?

みなさんに愛を!
アンニャ・ライト

【翻訳:間宮加奈子】

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